«かんたんなあらすじ»

人魚の肉を食べたことにより不老長寿となった湧太と、同じく人魚の肉を食べた真魚との人魚探しの旅を描く

 

かなりダークな作品。リトルマーメイドのような明るく可愛い作品と比べると、かなり毒々しい。

そして残酷な描写も多く、湧太がチェーンソーで首を切られるシーンや、湧太の首に斧を振り下ろすシーンなんかは、もはやスプラッター作品。

人魚の肉を食べたことにより不老長寿となった経緯なんかは非現実的だが、人魚の肉をめぐって争らわれる人間の汚い心は見ていて気持ち悪くなった。

ダークな作品の中でも真魚の柔らかくて強い芯が、作品の中でも救いである。

 

舎利姫

 

舎利(しゃり)は仏教用語で、骨組や遺骨の意味がある。なつめは骨になった状態から反魂の秘術によって蘇ったため、この名前と思われる。